パーマ実験〜とにかく酸性領域の薬剤で挑戦したいんじゃあ〜

新たなパーマのシステム、薬剤なんかを試したくて今朝にやったパーマ実験。

この時↑に試したことの見直し&改善ですね。



今回の髪質はこちら

パサパサのブリーチハイトーン、、、
普通なら
『パーマは無理っす』
と逃げ出してしまう美容師も多数いるだろう。
だが、このブリーチはまだ1回しかブリーチされていない。


いうことは、、、
膨潤しまくって外殻なんてほぼない髪質なのだから

酸性領域還元剤

なら上手くいくだろうという見込み。

GMT単品でいざ挑戦。

本当なら◯◯や◯◯◯◯なんかを混ぜてみたいところだけど、今回は単品勝負の様子見。


1液を塗って〜
放置してー

流してー

巻いてー




2液塗布して〜

ダレないようにシングルピンで留めて〜

コロンとパーマ。
毛先のかかり具合も悪くなし。

ノースタイリング剤

ノーインバストリートメント

2液をしっかり流したのみ。

意外とツヤも感じられる?



ちなみに同じ条件でかけたロートーンの方↓
弱っー!!!!!!
全然弱っーっ!!!!!!
緩やかすぎてこれやったらクレーム問題ですね。


なるほど、ダメージ毛向けっていうのがよくわかります。

これぞ
酸性領域の特徴ぞ。


というか、、、
健康毛に対して酸性領域である可能性もないのでは、、、??
やはり、膨潤率を上げるためにph値の調整が必要かな??

とちょっと見出せるものもチラホラと、、、

自称)狂喜のマッドサイエンティスト美容師
なもので、、、

実験して実証しないと気が済まない!


今度はph値をいじってのもっとハリあるカールを目指そう。

が、
あれだけのハイトーンにかかってくれるのは有難い。
というか、一つの武器ですね。

ブリーチしててもパーマはかかりますよー
っていう一つの武器。

これでまた一つ自信が持てました。



こういった実験も
ひとつひとつ自分の不安を解消していく作業ですね。



僕ツイッターでも呟いたんですが、、、
基本的にこう思っております。


最近美容師さんやメーカーさんとお話しする機会も多かったり少なかったりするんですが(スタッフ含め)(僕含め)
あまりにも
薬剤の作用とか、、、
知らなすぎて泣く。


僕はボトルの裏に書いてある事なんか信用してないし、パンフレットなんかも信用していない。

自分で触れても使ってもみないものを良いとは言えないです。

人間的にかなり崩れ気質なため、完全に猜疑心のみです。


決して自分自身が詳しい人間とは思っていません。
どちらかと言えば、もっともっと僕より詳しい人はたくさんいらっしゃいますし。。。

僕も、より多くの事をもっと多く知りたいと思ってます。

そして、最終的な猜疑心のターゲットは自分ですね。

自分の基本や常識を疑います。

そもそも自分の考えが間違ってるよと。

でないと、このご時世柔軟に生きていけないでしょうね〜


というか、そもそも酸性である事が正義なのか⁉︎
いや、そんなワケないだろう。
なら実証あるのみだー
ってね。

それの繰り返しが技術力の進歩ですね。

千田恵弘 LINE@ 
事前カウンセリング、ご予約はこちらのLINE@からが便利です。
ご質問なども随時受け付けております。

千田恵弘 macaron紹介ページ

チダ ヨシヒロ

《美髪の錬金術師》 Hair Styleのモットーは『触れたくなるような髪』+『センシュアル』 さらにHairのみにその実力は留まらず、Make-Upはもちろんの事Nailまで習得する『美』のスペシャリスト。 さらにここ最近は『ケミカル知識』をつけロジカルなストレート技術に定評アリ。 ヘアメイクの分野では東京ファッションウィーク、PV撮影、映画関係など、多岐に渡る。

0コメント

  • 1000 / 1000